コルトローマンMkV その1


1年ほど前にベース素材としてやってきたローマンです。
ローマンは刑事ドラマでよく見たモデルガンですので、親しみがあります。
再放送で見た「あぶない刑事」の柴田恭平はこれのシュラウドのないタイプを使用していました。
この頃もローマンというとMGCではないでしょうか。
コクサイもラインナップされていたように記憶していますが、ブラウン管で見かけるのはMGCのモデルガンでした。
うちの兄弟も組み立てキットで持っていました。

そんな懐かしさもあって製作を引き受けました。

この写真をみると分かりますが、サイドプレートの形がMGCのものとは違います。
これはKSCのコルトVフレームからのカスタムでした。
私のところに来たときにはすでにフレームとバレルが接合された状態でした。
バレル、バレル基部、フレーム上部、リアサイトはMGCのローマンが移植されています。

モデルガンコーポレーションの刻印があります。実銃はコルトの住所表記です。昔はこんな刻印なんて気にならなかったですけどね。打ち変えます。

MGCの刻印はローマン マーク3ですね。KSCのコルトVフレームはマークVです。これも打ち変えます。

一応形にはなっていますが、KSCとMGCではサイズが異なりますので、フレームの一部(リアサイト手前)が歪んでしまっています。細かな仕上げがなしに塗装されていますので、このあたりも仕上げなおさなくてはなりません。

あちこち埋めないといけません。
とはいっても一番難儀なフレームとバレルの接合がされ、ある程度整形されているため、最初から製作するより断然ラクです。

素材はフレームもバレルもHW樹脂なので、本当ならブルーイングしたいんですが、切り貼りされていますので、ブルーイングはできません。
塗装で仕上げることにしました。

今回のカスタムのポイントは以下のとおりです。

1.刻印
2.モールドで再現されたピンのリアル化
3.フレームラグの別パーツ化
4.フレーム上部のセレーション加工
5.塗装

その2に続きます。

0 件のコメント :

コメントを投稿