2010年5月24日月曜日

ワルサーPP 前期型 部品加工を考える

マルシンCAWから初期型のワルサーPPKのモデルガンが販売されていますが、同じく初期型のワルサーPPをモデルガンで再現する予定です。現在ブルーイングしている最中ですので、全容をお見せすることはできませんが、まずはパーツ単位でごらんいただきましょう。



現在も生産されているワルサーPPですが、製造開始が1920年代の終わりと歴史のあるハンドガンです。刻印 などはもとより細部にバリエーションが結構あるようです。



まずは、このセフティレバーをご覧ください。



Dsc_1802



左側がマルシンのオリジナルタイプ、右側が今日作成したものです。初期タイプなので、セレーションの数、レバー部分の幅が違います。(詳しくは徳間文庫刊「ワルサーストーリー」の133ページに掲載されているイラストをご覧ください。)



実は、作業当初、この違いが分かっておらず、単にセレーションの数が違うだけだと思っていました(マルシンの方は5本、初期型は7本)。ただ実際の作業に当たり、実銃の写真とにらめっこしていると、レバー部分、とその付け根のサイズが違うことに気づいたのです。レバー部分の面積は広くなりますので、溝の幅はそんなに変わりません。



最初は、レバー部分のセレーションを削り取ってしまってから、刻印機で彫ればいいやと簡単に考えてましたが、ちょっと作業がややこしそうです。



塗装なら、パテで盛って整形すればよいのですが、今回はブルーイングで仕上げますので、この方法は使えません。



今回は次のように作業しました。



・HW樹脂板をセフティ付け根のR(アール)に沿って熱を加えて曲げ、接着→整形



・レバー部分のパーツもHWより削り出しセレーションを彫る。



ただ、レバー部分は動作の度に力が加わりますので、そのまま接着しただけでは強度不足です。詳しくは次の写真を見てください。



Cimg0161



セレーションを彫ったHW樹脂板をくり抜いて(黄色い部分)接着面積を増やして、力をかかりやすくしています。



Cimg0162



あとはレバーとその付け根の段差がはっきりしていましたので、これも整形しています。



なかなかセフティレバーだけではイメージがわかないと思いますが、組み立てたときにマルシン製のとははっきり違いがわかると思います。



詳細は、また後日お知らせします




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